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上に政策あれば下に対策あり

中小企業のM&A仲介業に対する規制を始めるそうです。

 

国家による業者の規制には、免許、指定、許可、認可、登録、届出などの種類があるようです。

 

「免許」がもっとも厳しいと言われていますが、それぞれの規制カテゴリーの相違や厳しいとか緩いとかは専門家ではないので勝手なことは申しません。

 

ただいえることは、今回のM&A仲介業者の件は「登録」ということですから、あんまり実効性は期待できないでしょう。

 

というのは、取得がもっとも厳しいと言われる「銀行業免許」を公正に取得して看板に明記していたスルガ銀行ですら、融資書類の人為的偽造という正真正銘の犯罪行為を組織的に推進していたのです。

 

「免許」よりも格段にお手軽な「登録」ごときで、守銭奴たちの行動を制御することなど期待するほうが能天気というものです。

 

中国では古代より、人民が時の権力者のことを信用しない文化が醸成されてきました。それを端的に表現したのが、「上に政策あれば下に対策あり」というフレーズです。

 

眼の中に$マークが$$$いくつもギラギラ輝いてしまっている「歩合給比率85%」の野犬たちにとっては、逆に「うちは経済産業省のお墨付きの会社ですから安心ですよ」という説得材料に流用するのは当然です。

 

登録したからといって、これまでの行動様式を根本的に転換などするはずがありません。

 

「登録=信頼できる」とは限りません。「登録=役所に紙を出してある」という以上の中身はありません。

 

くれぐれもご用心ください。