産業社会を考える

産業社会を考える · 2019/06/30
先日、ある先進国に行って参りました。 西欧近代の流れをくみ、白人が人口の多数派を占める国で、1人あたりGDPは世界10位台の前半という、経済面でも一流国です(ちなみに日本は26位。いづれも2018年統計値)。 昔から諸外国に行たびに感じることなのですが、街で働く人々の立居振舞が先進国でも日本とは大きく異なります。...
産業社会を考える · 2019/06/12
就活シーズンです。 面接などで会社側が学生さんをチェックするポイントのなかでも、「協調性」はどの会社でも上位にくる項目です。 「組織には協調性が重要だ」とよく言われるのですが、それって本当なのでしょうか? 協調する人と、しない人がいたら、それは協調する人が好かれるでしょう。こうして、協調する人が入社することになります。...
産業社会を考える · 2019/05/10
日経新聞の連載「私の履歴書」の読み処といえば、第2次大戦中や終戦直後の混乱期の描写です。幼少の多感な時期に修羅場に居合わせた当事者が描く生々しい様子は、その人が後年偉くなってからの自慢話の何倍も読み手に訴えるものがあります。 今月の橋田壽賀子女史の述懐にも、その当時を知らない世代の胸をも強く打つものがありました。...
産業社会を考える · 2019/03/24
事業再生というと格好はいいのですが、上手くいかないことも実は珍しくありません。今朝の日経全国版に、山形市中心部の老舗百貨店の再生を引き受けた投資ファンドが、支援先の資金を使い込んでしまい、ファンドの社長が解任されたとありました。 地元山形では随分と前から問題になっていたようで、東京商工リサーチが独自の調査によって詳細に報じています。...
産業社会を考える · 2019/03/14
「昔みたいに、気のきいた板前が自分でやってる店って、最近みなくなったよね」「そうそう、チェーンばっかりになって、良くないよ」という会話に参加したことのある方も多いのではないでしょうか? 需要は多いのに供給が少ない。その理由を考えてみました。...
産業社会を考える · 2019/02/10
多くの業界で、少子高齢化の影響を受けています。 「お客が高齢化している」「新しい若いお客が集まらない」という嘆きは、あちこちから聞えてきます。 さて、クラシック音楽も、そのような「消滅可能業界」のうちの1つです。(2014年に出された増田レポートの「消滅可能都市」をもじっています) 先日、某公共放送系のオーケストラの演奏会に行ってみました。...
産業社会を考える · 2019/02/04
昨日は節分でした。「節分といえば豆まき」というのは、もはや昭和世代の昔話だそうです。小学生に「節分には、何をしますか?」と質問すると、最も多い返答は「恵方巻を食べる」だそうです。 何かと社会現象になっている恵方巻には、日本企業が抱える積年の諸問題が凝縮されています。...
産業社会を考える · 2019/01/24
私が財閥系リサーチ会社から外資系コンサルティング会社に転じたときに、一番その違いを痛感したのは、成果物の違いでした。 品質の差と言いたいのではありません。 「成果物とは何か」「何で対価をもらうのか」という、商売の本質の部分が、根本的に異なっていたのです。...
産業社会を考える · 2018/12/16
自社の都合で構成された商品企画やサービス提供は、必ずしも顧客のメリットになるとは限らない。だから、自社にとってのメリットを考える前に、顧客にどのような価値を提供できるのかをよく考えましょう・・・というようなことは、マーケティングの初歩の初歩として、どんな教科書にも書いてある。 誰でも知っていることだ。...
産業社会を考える · 2018/10/31
経団連の中西会長が、大学卒業予定者の就職活動開始時期に関する「ルール」の設定役として、経団連はふさわしくないと発言し、その役割から降りることを表明しました。 至極ごもっともなことだと思います。 しかし、それを受けて世の中は大騒ぎです。...

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