産業社会を考える

産業社会を考える · 2024/07/13
英国ロンドンのロイヤルオペラハウス(ROH)のチケットが奇跡的に取れたので、行ってきました。 ヒースロー空港到着予定時刻が15:50で、開演時刻が19:30なので、この時点で3時間40分しかありません。 昔は地下鉄ピカデリー線で延々と1時間以上かけて都心に入るのが金欠旅行者の定番でした。...

産業社会を考える · 2023/07/05
どうやら銀河系外の、遥か遠い星から来たようです。 特徴的な形質はいくつかあります。 1つは、なんでも確率で判断するらいしことです。 現象面としては、過去の傾向値を異常に重視し、ほとんどそれしか信用しない形質をもっているようです。 2つめは、創造や思考に関する前頭前野が退化していることです。...

産業社会を考える · 2023/06/30
3月決算企業の株主総会シーズンも、今日で終わりました。 このブログで株主総会にかんする記事のPVが、毎年6月になると(普段の閑古鳥が嘘のように)跳ね上がります。 本欄では、細々と自己投資をしている先に、泡沫株主ながらできる限り出席するようにしています。...

産業社会を考える · 2023/01/03
これは、本日2023年1月3日付の日本経済新聞の朝刊の1面です。よくある付録の第2部とかではなくて、通常の記事がびっしり掲載された本紙です。 なんのことかわからないかもしれませんので、少々冗長ですが解説します。 元旦とかには第2部、第3部、、、と延々と付録の企画紙面が挟み込まれます。企画というのは、要するに広告ということです。...

産業社会を考える · 2022/09/17
ロンドンに降り立つのに、ヒースローでもガトウィックでもなく、よりによってスタンステッドとは新聞を読んで驚きました。 我国の国力が衰退しているとはいえ、英王室と友好関係にあると喧伝される我が皇室の専用機が割り当てられたのが、片田舎のペンペン草の大地とは。...

産業社会を考える · 2022/08/14
先日の「ラディカル版」のほうが正論なのですが、それだと少数の共感者だけが隠遁を選び、共感しない多数が相変わらず跳梁跋扈することになり、結局世の中は変わらずに共感者に何のメリットもないことになります。 そこで、内容としては穏当で面白くないのですが、共感して実行した人から有効性を実感できる方策を今回提案します。...
産業社会を考える · 2022/08/02
「失われた10年」は「20年」になり、そして、大方の予想通り、「30年」になりました。 ところで、「失われた30年」というときに、何がなくなったというのでしょうか? 日本の経済成長なのか、マクロの国民所得のことをいっているのか、それとも国民1人1人の懐具合なのか、はたまた漠然とした「豊かさ」を指しているのでしょうか。...
産業社会を考える · 2022/07/05
中高年男性の大企業経営者が、妙齢の女優とツーショット写真。 昭和の時代から延々と繰り返されてきたこの醜悪な構図ですが、一向に下火になる気配のないところが、この国の大企業社会の病理の根深さを物語ります。 この構図が発するメッセージは、ふつうの人間にとっては、次のようなものではないでしょうか。...

産業社会を考える · 2022/06/30
6月で梅雨明けです。 熱中症が猛威を振るっています。 でも、マスクは外せないようです。 空気感です、この国を支配するのは。 いつでもそうです。 とにかく横並びが気持ちいい。 図抜けたことは、本人も周囲も気持ち悪い。 数千年の水田耕作がもたらした、差を嫌悪する文化でしょうか。 田んぼに段差があると、水が行き渡りませんからね。...
産業社会を考える · 2022/05/18
鈴木大拙です。 十余年に及ぶ在米中に、外国人に向けて英語で書かれた著作 Zen Buddhism and its Influence on Japanese Culture (1938) の日本語翻訳版です。 昭和15(1940)年に発行されて以来、2021年8月の印刷版で93刷という超ロングセラーとなっています。...

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